害獣駆除が必要になったときの行動手順
1、まず落ち着く
どうしようどうしようと焦ってしまうと判断を誤まりますので注意が必要です。
基本的に害獣駆除は自分では行えません(素人が根本的に解決することは難しい)ので、業者への依頼や役所(役所が猟友会に依頼)へ連絡することでの解決を計ることになります。
しかし、害獣駆除の大半である小・中型の獣の駆除(ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど)は業者に依頼することになります。
焦ったまま動くと、この時に依頼者をだます悪徳業者に引っかかってしまう可能性が高まるので注意が必要です。
2、実際の被害がでている場所や痕跡などをわかる範囲でみつけて整理しておく
もちろん、信頼できる業者を知っているならば、いきなり連絡をしても問題ありません。
ただし、きちんと自分自身でも状況を整理しておくと依頼をするときや見積もってもらったあとの説明でも理解がはかどります。
ですから、自分なりで十分ですので業者丸投げではなく事前に確認して整理しておくことをおすすめいたします。
このときに、なにかの糞便などを見つけても決して素手で触れないようにしてください。(基本的にさわらないようにしましょう。)菌などに感染するおそれがあります。
同様に、粉末状になった糞便をホコリなどと一緒に吸い込む可能性がありますので、確認をする際にはマスクは着用しておいたほうがいいでしょう。
3、業者の見積もりをとって納得がいったら施工依頼
困った困ったで、言われるがままに施工を依頼してはいけません。
きちんと説明を求め、納得してから施工依頼しましょう。
特に、『追加料金の有無の確認』『もし追加料金が発生するとしたら、どういう時に発生するのか』などはきちんと聞いておくべきです。
見積金額が、ぜんぶ『コミコミ』の価格になっていることをきちんと確認しましょう。
なんか生き物の気配がする……と、招かねざる客の存在を知った時には誰しも『どうしよう……』と焦るものです。
特に都心部に住んでいる方だと、動物なんて犬猫以外動物園でしか見たことないという方も少なくありません。
しかし、そんな人間の都合などお構いなしに発生するのが『獣害』です。
獣害というと、ニュースなどでは『シカやイノシシが農作物を食い荒らした』とか『クマやサルが山から降りてきた』とかが報道されているのでそんなイメージになりがちです。
ところが、たとえば『ネズミ』です。
我が家でも、床下に入り込んだネズミが下水に接続しているフレキシブルホースをかじって床上に下水がしみだしてきた……なんてことがありました。
絨毯をめくって床板はがして確認したらあきらかに何ものかにかじられたフレキシブルホースを発見!
元に戻して絨毯も張り替えすることに……
大損害です。
たまたま我が家がマンションの一階だったからよかったものの、上の階に住んでいたら下の階にも被害が及んだことでしょう。
想像するだけでぞっとします。そちらの絨毯まで張り替えが必要になったでしょうし、何より階下の人に大迷惑をかけることになります。
立派に『獣害』です。こんな程度の話ですら被害金額はなかなか立派でした。
私のケースでは気づいていなかったから発生した被害ではありますが、知っていて放置した場合もいつかはなにがしかの被害をもたらします。
だからこその『害獣』であり『獣害』なのです。
『獣害』は放っておいても解決することはなく、問題を解決するにはきちんとした『対処』が必要になります。
それを見なかったことにして放置すると、後悔してもしきれないことになる可能性が少なくありません。
ですので、このサイトでは『害獣の被害かも……』と気づかれた方が『知っておきたいこと』『知りたいこと』『知っておくと便利なこと』などをご紹介していきます。
害獣の被害が出たら、『まずは落ち着く』
天井裏をなにかが走る音がする……天井に雨漏りみたいなシミが……
家の中で悪臭を感じるようになった……
庭で犬猫のものではない気がするフンを頻繁に見かける……
庭で作っていた作物が何かに食い荒らされた……
庭の池で飼っていた金魚や鯉の数が減っている……
普通のご家庭でも起こりえるものですら、害獣被害のサインはあげだすとキリがないほどにたくさんあります。
畑や家庭菜園と呼べるほどに作物がたっぷりとあったり、山のふもとにお住まいの方だと、人間と獣の世界の境界線がクロスしていて、クマやイノシシ、サルなどといった中型・大型の獣による害獣被害が出る可能性も飛躍的に上がります。
ただ、地方にお住まいの方だと獣と共存共栄をしてきた歴史のせいか、人間の側も傍に獣がいるのが当たり前という生活を送っているので、よほどのことでなければ問題にならずに生活できているという現状もあります。
しかし、最近では比較的都心部でも害獣被害の声が聞かれるようになりました。
人間が居住区域を広げていった結果、獣の世界とクロスする部分が増えているからです。
あるいは無責任な人がペットとして飼ったはいいけれど面倒見きれずに捨ててしまって、それが野生化・繁殖してしまっているような哀しいケースもあります。
それ以外にも、廃熱口などの『温』を好んで鳥や小動物が巣をつくったり、外敵に狙われにくい人間の住処の天井裏や床下スペースなどは子どもを生み育てるには好条件だからとあえて人間のそばで営巣するケースが見られたり、人と獣の境界が昔とは違う線引きになっている現実があります。
そういった事情で、獣害は田舎以外でも割と起こる災難となってしまいました。
ところが、都心部の生活においては獣との共存は考えられていないため、深刻な問題として住人を悩ませてしまうのです。
放置すると、家が壊れたり、健康被害が出るようになったり、ストレス源になったりと、多くの問題を引き起こします。
しかし、都心部の生活において『それが当たり前』というメンタリティーはありませんし、郊外とは違う生活環境が理由で『他の家庭にも迷惑をかけてしまう』可能性が非常に高くなってしまいます。
ですので、非常に厄介な問題になってしまうのです。
さらに厄介なのは、獣害は『放置して良くなることは絶対にない』ことです。
しかし、適切な対処をすれば、怯えたり動揺したりするほどのものでもないということも知っておきましょう。
だから、動揺したり必要以上に慌てることはまったくないのです。
ですので、まずは『きちんと対処をする』という方針を固めて、落ち着いて順番に処理をすすめていきましょう。
いまお悩みの方も、よほどに特殊なケースでもなければ解決できるので、『まずは落ち着いて』ぜひこの記事を参考にしてみてください。
いまお困りの方が動くべき順番は一番最初にご紹介した通りで、知っておくといいことの概略はこの記事で順次ご説明していきます。
もし、どうしてもお急ぎで、すぐにでも信頼できる業者を教えてほしいということであれば、下記の『ハウスプロテクト』はおすすめできる害獣駆除業者なので、いちど相談してみてください。
見積もり、出張費などは0円ですので、見積もりを見たうえで納得いかなければ、まったくお金を掛けずにこの話はなしで……とすることもできます。
しかし、『ハウスプロテクト』は依頼者をだまさずに必要なものを必要なものとしてきちんと見積もり、その代わり仕事もきっちりするというタイプの業者ですので、見積もられた『仕事』に対して納得いかないということはないと思います。
また、今すぐプロに話を聞いてもらいたいという方も、いきなり連絡しても大丈夫です。丁寧な対応で、きちんと相談にのってもらえるのでご安心ください。
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主な害獣被害
- ネズミ
- イタチ
- ハクビシン
- アライグマ
- コウモリ
- ハト
(など)
もちろん、これだけということではなくメジャーどころだけでもこれだけあがるということです。
これらは、人間の生活圏においてはさまざまな被害をもたらします。動物の生活と人間の生活が相容れないからです。
家に居ついてしまう理由は、さまざまあります。
『食べ物が豊富にある』『外敵に襲われにくく、繁殖に向いている』『住環境が快適』などなど、それぞれの理由で居つくわけです。
しかし、これらの動物に居つかれると……
- 食べ物を食い荒らされる
- 糞尿などによる悪臭・不衛生
- ダニ・ノミの繁殖
- 細菌や寄生虫よる健康被害
- かじる・爪を研ぐなどの直接的家屋損壊や、糞尿による腐敗などの間接的家屋損壊を引き起こす
- 不意の攻撃(特に小さなお子さんがいる場合は要注意)
など、百害あって一利なしでまさに『獣害』と呼べる災害を引き起こします。
害獣駆除のタイミングは?
見つけたらすぐに、が基本です。
というのも、『放置では改善しない』からです。
原因の改善や駆除などを行って、はじめて状況は改善します。
- 居つく理由があるから居つく
- 根本的な改善をしないと、目の前の一匹を駆除しても獣害は止まらない(子供産んでいたり、次がやってくる可能性がある)
ということを忘れないようにしないといけません。
営巣などを行ったり、縄張りに指定されたりした場所は、鳥獣にとって『そうする理由があってそうしている』ので、逆の言い方をすると『理由もなく手を引くことはない』し、他の個体にとっても『好ましい場所』である可能性が高いのです。
ですから、見つけたらすぐに『対処』が害虫・害獣駆除の基本になるのです。
駆除は、対処のなかの1項目にすぎません。
この『対処』をせずに放置すると、いつまでも害獣被害がなくならなかったり、それどころか大繁殖してしまったり、場合によっては家屋を傷つけたり腐敗させたりして莫大な修繕費が必要になったり、最悪の場合には火災の原因になったりと、場合によってはとり返しのつかない大問題にまで発展してしまうこともあります。
害獣駆除は自分でしてはいけない!
では、自分で駆除するという選択肢はどうでしょうか?
害獣の種類によっては駆除アイテムが市販されているものもあり、自分でやってみようと思われる方もおられるかもしれません。
よく知られるところで、ねずみ獲りや毒餌などがありますよね?
しかし、基本的に害獣を『自分』で駆除しようとするのはおすすめできません。
なぜなら、根本的な解決にはなっていなかったり、鳥獣は想像以上に『賢い』ので効果がいま一つになってしまったりと期待するほどの効果はないからです。
その他にも、もっと根本的な問題として以下の2つの理由についてご説明していきます。
- 害獣駆除には資格がいる!
- 獣は危険!
害獣駆除には資格がいる!
どれだけ被害があっても、野生の動物を無免許で勝手に捕獲することは禁止となっています。
たとえば、専用の空気銃を使わなかったとしても、おもちゃのエアガンでハトやスズメを打ち落とすようなことをしたとしても違法になります。(威力的にはまず無理ですが)
理由や方法がどうあれ、狩猟には免許が必要になってくるのです。害獣の捕獲も狩猟です。
日本には『鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)』があるため、基本的に無免許で野生の鳥や獣を捕獲することはできません。
例外として、いわゆる『家ネズミ』やモグラ類は免許なしでも捕獲できます。
家ネズミ/
ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ
モグラ
また、特定の条件を満たしているとき、農林業の事業者は『囲い罠』を使った獣の捕獲もできます。ただし、使用できる罠の種類は限定されるという点に注意が必要です。
条件は以下の通りです。
- 使用する罠が『囲い罠』(囲い罠以外の罠は使えません)
- 自身が行っている事業における作物等の被害防止のための捕獲であること
- 捕獲する鳥獣が『狩猟鳥獣』であること
- 『狩猟期間中』に『狩猟可能区域内』で捕獲すること
ですので、基本的に『家ネズミ』以外は法律的に勝手に捕獲してはいけないと考えていただいて間違いありません。
一般の方の多くは、その認識で間違いのない分類になっています。
また、これは法律的な話とは変わってきますが、勢いで獣を捕獲してしまうと、一般人ではその後の『処分』に困ることにもなります。
生き物を殺処分した経験のない方が大半だと思いますので、捕らえた獣の処理に困ってしまうことになるでしょう。
結果として猟友会などに話をして助けてもらうことになったりと、法律的な問題だけでなく様々な点から問題が起きるので、自分自身で捕獲しようとするのはおすすめできないのです。
そもそも、法律的には捕えてもいい家ネズミですら、何匹か駆除したらそれで終わりになることなどほとんどありません。
それにねずみだって、もし生きたまま捕獲してしまったら自分で殺さなくてはいけなくなります。
駆除は対処の一部だということをまさに思い知ることになってしまいますので、害獣駆除はきちんとプロに頼むことをおすすめいたします。
獣は危険!
獣は小さくても危険です。
『窮鼠猫をかむ』ではありませんが、追いつめられれば反撃してきますので、直接的にケガを負う可能性もあります。アライグマとかも可愛らしい外見に反して非常に凶暴な獣だったりします。
しかし、それ以上に危険なのが細菌や寄生虫です。たとえば狂犬病などの危険がありますし、その他にもたくさん怖いものを持っています。
ヘタに接触するとこれらが感染する可能性がありますので、素人がむやみに触ろうとするのは、恐ろしく危険な行為だったりします。
以下に、それぞれの例について、もう少し詳しくご紹介します。
獣の身体能力は非常に高い! 小さくても危険!
非常に素早く、人間の反応速度ではとてもではありませんが獣に太刀打ちできません。
攻撃が届く範囲で相手に攻撃されたら、ケガすることなく避けることなどとてもできません。
ですから、そもそも攻撃が当たる範囲にいないことが重要です。
つまり、最良は『獣に近寄らない』ことです。
もっとも怖いのは細菌や寄生虫ですが、獣に攻撃されればどんな小さな獣であってもケガをすることになります。
獣には、母親が子どもを連れている時期など、特に狂暴化する時期もあったりもしますが、一般人にはそういった知識すらも普通はありません。
獣と接触するにはそういった知識必要になってくるので、小さな外見や愛らしい姿に勘違いをして、自分でも簡単に対処できるなんて思ってしまうと取り返しのつかないことにもなりかねないので重々ご注意ください。
ウイルス・細菌・害虫・寄生虫などを持っているかもしれない!
野生動物自身が菌を持っていたり、野生動物に寄生している害虫が持っていたりと非常に危険です。
先ほどは身体能力からもヘタに手を出せば危険極まりないとお話ししましたが、本当に危険なのは細菌や寄生虫などを持っていることです。
感染すると場合によっては命を失うものもあります。
これらは、噛まれる場合の他にも、糞便が何某らの経路で口から入ってしまうような場合(乾いた糞便が粉状になって舞うなど)などもあり、居つかれた害獣に対して『対処』をきちんとしないと思わぬ被害をこうむりかねません。
害獣に居つかれたまま放置すると住人に健康被害をもたらす可能性があるのです。
- 害獣駆除/追い出し
- 清掃
- 除菌・消毒
- 再発防止対策(侵入ルートの特定とブロック)
- 被害個所の修繕
などが主だった『対処』になりますが、これもケースバイケースで必要なことが他に出てくることもあります。
ご紹介しているだけでもこれだけあるのです。
獣害対策は『害獣駆除』をすればいいだけのものではなく、素人が行うのは困難だというのはご理解いただけると思います。
ですから、プロの力が必要になるのです。
また、厚生労働省のサイトにて動物感染症は主に以下の4つのルートでうつると説明されています。
このように、居ついた獣を放置すると建物の損壊の危険性だけでなく、『住人の健康』にも多大な危険をもたらします。
ご紹介したような感染経路があるので、特に『小さな子ども』はより危険にさらされるのがご理解いただけると思います。
ですから、『小さな子どもがいる家庭』ではより一層の警戒をしていただき、絶対に居ついた獣を放置しないようにしていただきたいと思います。
子どもの安全を守れるのはご両親だけなので、この件はおすすめではなく注意喚起とさせてください。
獣害に合ってしまったら『プロ』に依頼に依頼するしかない!
すでにご紹介してきたように、獣害は素人が対処するには専門的すぎます。
単純な『駆除』ですら、法律の問題、知識の問題、装備の問題など問題が山積しており、まともに行うのは難しいのが現実です。
ですから、獣害は知識も装備もある『プロ』に依頼するしかないという結論になります。
法律的には問題のない『家ネズミ』一匹ですら、なかなか難しいのです。色々な駆除アイテムが市販されていますが、効果いまひとつで無駄金になってしまうことも少なくありません。
仮に駆除に成功しても、侵入ルートの特定とブロックがされていませんので再発の可能性も高い(居ついた個体がいるということはネズミにとって良い住環境になっている)です。
害獣駆除を業者に頼むときの注意点
業者の質を見極めることも重要ですが、その前に注意すべきことが2つあります。
それは……
- 紹介業者
- 提示されている価格
です。
業者を見極めるのはなかなか難しいことですし、情報のない害獣駆除業者だと実際に仕事をさせてみないとわからないという部分があります。
しかし、上記の2つに関しては、知ってさえいれば仕事を依頼する前にきちんと確認ができますので、ぜひ覚えていていただきたい注意点です。
紹介業者に注意!
この『紹介業者』とはなにかというと、HPなどから駆除依頼を受注し、それを各地域の施工業者に流す業者のことです。
多くの方には同じに見えるだろうものに『アフィリエイトサイト』もありますが、これはまったく別物です。
たとえば、いまご覧いただいているこのサイトはアフィリエイト広告も載せているので『アフィリエイトサイト』になります。
紹介報酬型のビジネスモデルという意味では同じカテゴリになりますが、『各施工業者が広告費用として計上するアフィリエイト広告』と『別枠で紹介料が設けられている紹介業者のマージンがある紹介業者モデル』はまったく別物です。
アフィリエイト報酬はアフィリエイト広告を依頼している業者にとって効率的に運用できる宣伝費用でしかなく、その費用は宣伝広告費に計上されます。
しかし、紹介業者の紹介マージンはひどいところだと施工費用の30~40%もあるので、害獣駆除依頼をする依頼者(みなさま)からすると請求金額がまったく変わってしまいます。
中間マージンを抜くビジネスモデルである紹介業者システムでは、かなり割高な請求金額になってしまうのです。
ですので、この紹介業者の『紹介料』には注意をしないといけません。
- 全国対応
- ご利用シェアNo.1
などの文言は注意が必要です。
きちんと施工を『自社』で行っているかについて確認しましょう。
紹介業者を介しているものは、例外なく割高です。
安すぎる価格表記や見積もりに注意!
『ハクビシン駆除 *****円~』とか、参考価格として書かれていることはよくあります。
確かに一般人が害獣駆除の相場なんか知っていることなんて少ないので、参考価格が書かれていると助かりますよね。
ただ問題は、本当に『参考になる』価格が書かれていないことです。
まず前提として、本当にきちんと『害獣に対処しよう』と思ったら、個々の案件がケースバイケースになるので参考価格なんて出せない仕事であるということを知っていただきたいと思います。
こうなると、業者がとる方法は2つです。
- 価格を提示しない
- とにかく安く書いて集客する
です。
害獣駆除で価格が書かれていない業者の考え方としては……
- 本当の価格なんて書いたら顧客をだますような価格が書かれている業者と競えない。だから、書かない。
- ケースバイケースなので参考価格なんてそもそも出せないから、お客さんが納得できる見積もりを出すように心がけよう。
の2パターンにわかれると思います。あるいは、両方の理由でというところもあるでしょう。
それくらい、書かれている価格は正直『デタラメ』です。
きちんと『対処』するには他の費用も掛かるのに、それは別途費用で請求になっていたりといろいろなケースがありますが、結果として素人をだますような提示価格になっているのが現状です。
嘘でなくとも、『駆除費用 ──円~』とかだと『~』の部分と、『駆除費用』の部分がキモになります。
『~』は、当然最低価格がこの価格ですよという意味なので、上は天井なしですよね。
『駆除費用』はまさに『駆除の費用』であって、洗浄・消毒・殺菌・再発防止対策・修繕などは別なわけです。
害獣に『対処』するにはどこまでのことをやらなければならないのかなんて一般人にはわからないので、この『駆除価格』という文言に勘違いを起こしてしまうわけです。
そして、悪徳業者なんかだと、それを承知のうえで顧客にわざと錯覚させているケースもあるので、本当に注意が必要です。
害獣駆除の『本当の相場』
とはいえ、依頼する側としては『頼むとどのくらいかかるの?』ということがわからないと不安だと思います。
いくら見積もり無料の業者を選んで依頼するといっても、その前にある程度の腹積もりがしたいというのも依頼者心理ですよね。
そこで、このサイトでおすすめしている『ハウスプロテクト』に私が直接電話をしてみなさまを代表して聞いておきました。
『御社が価格を書いていないのは誠実だと思うが、依頼者心理として参考価格はあらかじめ知りたいとも思っている』と説明をして、ケースバイケースで参考価格なんてないのはわかっているから、依頼者が腹積もりできる数字を教えてほしいと頼んで教えてもらいました。
その数字が以下のものになります。
これは業界のプロが教えてくれた正味の数字なので、ぜひ参考にしていただければと思います。
もし、『きちんと』対処しようとするならば……
が相場なのだそうです。
要らない工事を加えたり過剰な請求をしたりするのではなく、『必要な処置を適正に行う』と、おおよそこのくらいになるというお話でした。
ですので、腹積もりという意味では……
とのことでした。
それなりの作業を行えば、少なくともこのくらいからの値段にはなるだろうと。
『駆除 1万****円~』とかが、『参考にもならない』ことはこれでおわかりいただけたと思います。
一般人的には『害獣の種類』で値段が変わるのかも気になるところだと思いますが、ネズミやハクビシン、アライグマといった害獣駆除依頼ならば、種類を問わずだいたいは上記の坪単価に収まってくるようです。
価格表や見積もりで見るべき『項目』
次に『見積もりの項目』についてもご説明します。
誠実な業者に打診をした場合は、現地調査をして依頼内容に応じたしっかりとした見積もりを作成してくれます。
現地調査と見積もりが無料のところを選んでいれば、出てきた見積もりを元に説明を受ける段階では料金は発生しませんので、見積内容と説明を聞いたうえで検討することができます。
もし、なぜこの料金が発生しているのかわからないという部分があれば、そこの説明を求めればいいですし、その説明が納得いくものでなければ項目を削除するように求めたり、違う業者に見積もり依頼をしなおしてもいいわけです。
しかし、それをするためには確認する『項目』を知っておきたいですよね。
それに、確認する『項目』を知っているとHPなどに書かれた価格表の価格が何の価格で、何が含まれていないのかを見極めることもできるようになります。
ですので、害獣に対処するにはどういう費用項目が発生するのかをご紹介しようと思います。
もちろん、ご紹介するのは代表的な費用項目ですので、個別に必要な項目が記載されていることもあります。
それらは、見積もり後に説明を求めれば、きちんとした業者ならば明確に回答してくれるはずです。
- 追い出し/駆除
- 清掃
- 殺菌・消毒
- 害虫駆除(フンなどにたかるゴキブリ・ダニ・ハエなどに対する処理)
- 消臭
- 進入路遮断(再発防止)
- 修繕
- 雑費(交通費・養生費用など)
この他にも、害獣の特定などに使うカメラの設置費用など、諸々の費用項目があります。
おすすめできる害獣駆除業者
上でもご紹介しましたが、『関東・関西・東海(一部非対応)』の3地方をカバーしてる害獣駆除業者の『ハウスプロテクト』は自信をもっておすすめできます。
受け付けは『24時間365日対応』です。
関東・関西全域 + 東海 (東海地方は一部地域が対応可能地域外)
関東:東京都・神奈川・埼玉・群馬・千葉・栃木・茨木
関西:大阪府・京都府・兵庫・滋賀・奈良・和歌山
東海:愛知・岐阜・三重・静岡・長野 (※一部地域は対象外とのことです)
- 現地調査・見積もり完全無料(出張費0円)。
- 紹介業者を介していない。
- 見積もり後に説明があるので、納得できたら契約すればいい。
- 修繕の提案がされる場合もあるが、原則として最初の見積もり以外の追加費用はない。
- 徹底駆除は当たり前のことで、再発防止策まできちんと行う。清掃・消毒・消臭作業ももちろん依頼できる。
- 万全の対策をとっても再発する可能性は0ではない。しかし、ハウスプロテクトは最長10年の再発保証がつく。
このサイトを作るにあたっても、疑問点をハウスプロテクトに直接電話で問い合わせました。
その折に、業者としては答えにくいだろうことにも切り込んで質問しましたが、ぼかしたものではなくはっきりとした回答が返ってきました。
こういう企業体質は業者選びではとても重要で、『誠実な対応』という顧客にとって非常に重要な要素が期待できるようになります。
これはとてもポイントが高いです。
本当に害獣駆除をしようと思うと10万円以上の依頼料が必要になります。
決して安い金額ではありません。だからこそ、特に信用できる業者をおすすめしたいと考えています。
だから私は、『ハウスプロテクト』を推させていただきます。
ハウスプロテクトへのお申し込みは、こちらをクリック!
まとめ
害獣駆除が必要になった時にどうしたらいいのか、何を知っていないといけないのかをご紹介いたしました。
まず、最初にするべきことは『落ち着くこと』です。
なんかいる~と慌てずに、まずは深呼吸です。
そして、次に被害状況などを自分なりにで良いので確認して、プロの駆除業者の選定に移りましょう。
基本、野生動物を無免許無許可で捕獲することはできないので、プロに依頼するしかありません。
家ネズミの捕獲には免許はいりませんが、素人ではまずきちんと対処できないですし、ただ捕獲するだけにしてもいまひとつ成果がでないといことになって余分なお金を使うことになってしまいかねないので、駆除が必要だと思った時にはプロに依頼するのが賢明です。
その業者選定時に注意すべきこともご紹介しました。
避けるべきは……
- 紹介業者
- 悪徳業者
です。
相場よりも高いお金を請求されます。
また、害獣駆除を業者に依頼すると一般的な家屋ならば最低10万円からの費用が必要になるというお話もさせていただきました。
インターネットで調べると非常に安い駆除金額がかかれているものがありますが、それは総て『コミコミ』の価格ではないので注意が必要です。
害獣駆除にかかる費用は決して安くはないので、あなたが安心できる業者に依頼するのが一番です。
この記事があなたのお役に立てたならば幸いです。